光合成に関する論文を Photosynthesis Research誌 に発表しました。

”The endogenous redox rhythm is controlled by a central circadian oscillator in cyanobacterium Synechococcus elongatus PCC7942″

https://link.springer.com/article/10.1007/s11120-019-00667-0

細胞内レドックス状態と概日時計システムは、共に、光合成生物における主要な調節因子です。本研究では、我々が独自に開発した膜貫通型電子メディエーターを用いた電気化学アッセイにより、シアノバクテリアSynechococcus elongatus PCC7942の細胞内レドックス状態が、恒明条件下において概日リズム（概日レドックスリズム）を示すことを明らかにしました。この結果は、細胞内レドックスと概日時計という光合成における2大グローバルレギュレーターが互いに深く影響しあっていることを示しています。